長期休みの初日には、
雑誌や週刊誌を8冊とか10冊とか買い込む。
単身赴任の家人が帰ってくるからだ。
彼はとにかく読書好き
大抵読んでいるか、勉強しているか、
ビデオやインターネットを見ている
そう書くと不健康そうだが、
四十代の頃は血管年齢が20代
もうすぐ還暦だというのに
現在の血管年齢は40代だそう。
通勤に毎日使う、
大江戸線の地下に伸びて深い階段を、
エスカレーターを使わずに上り下りするらしい。
四十代の頃に血管年齢が70代だった私とは
決定的にライフスタイルに違いがある。
超粗食なのだ。
単身赴任したての頃、キャベツひと玉を1週間に分けていただきます。と、
メールに書いてあって驚愕した。
受験で泊まり込んでいた娘によると、
スーパーの煮物ひとパックを
3日くらいに分けて食べるらしい。
怪獣みたいな食欲のある私とは、真逆なのだ。
私はひと玉が1日分…
象さんに近い…😅
人は同じ人の形をしていても、
かくも違うものかを、
1番身近な人を通して学んだ。
快適に過ごして欲しいから、
彼のテリトリーだけは、掃き清めてある。
そこに雑誌と和菓子とおせんべいをおけば、
勉強をしつつ、本を読みつつ
1日を穏やかに過ごしている。
直ぐに怪獣のように雄叫びを始め、
どったんバッタンと大移動をする私とは、
性格も真逆。
17年程前に見てもらった占い師さんからは、
結婚する確率としては、
二階から目薬くらいないんですけどね…
と言われた。
見合い結婚した私達は、
合わない性格であることを双方が感じつつ、
それでも心地良い状態を保つことが
互いに上手くなった。
長期休みの初日は、
家人が家で過ごせる状態を作る事から始まる
