フェアリー ゴッドマザー アイズ メソッド 頑張りなさいと言われて、 適当や良い加減が出来なくなった時の15色の才能

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お子さんの幸せを思って、頑張りなさいと無理をさせてしまうと、
適当や良い加減であることを他人にも自分にも許せなくなって成長します。
大人になってからはもう頑張らせる人はいないし気にしなくて良いのに、
なぜか頑張らなくてはいけないと思い込み、
ずっと苦しい人生を送ることになります。
15色の才能が自分のエネルギーを超えて
頑張り続けすぎるとどうなるかをご紹介します。
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*赤色…無理をして他人に勝とうとすると体を壊すし、疲れて暴力的になる
(いつでも強くて勝たなくちゃいけない)
*オレンジ色…無理してプライドを保とうとすると、イライラして人を虐める
(いつでも人から素晴らしいって言われなくちゃいけない)
*黄色…無理をして創作を続けると妄想的になり空想の中に逃げ込む
(いつでも褒められる何かを描いたり作ったり生み出せなくちゃいけない)
*黄緑色…無理をして有能であろうとすると嘘やごまかしが多くなる
(いつでも人を感心させてあっと言わせる能力がないといけない)
*緑色…無理をして優しさを保とうとすると無責任に逃げる
(いつでも公平で物分かりの良い、好かれる人でなくちゃいけない)
*水色…無理をして行動し、失敗すると余計に意固地で頑固になる
(いつでも計画性と勇気があって、大胆で勇敢でなければならない)
*青色…無理して論理的になろうとすると、追い詰められて屁理屈が多くなる
(いつでも理路整然と冷静沈着でなければならない)
*紫色…無理をして新しい価値を生む芸術性を追い求めると、妄信的になる
(いつでも新しい何かを生み出せる神憑りな自分でなければならない)
*ピンク色…無理して人を甘やかそうとすると、人に対して依存的になる
(いつでも献身的で人を甘えさせてあげられなくてはならない)
*薄橙色…無理して人の気持ちを優先させて、自分主体で行動できなくなる
(いつでも他人の気持ちを推し量り、苦しみに共感してあげなくてはならない)
*黄土色…無理してお金を出し続けると、自分の経済的エネルギーがなくなる
(いつでも誰かに対して、経済的に与え続けられる自分でなくてはならない)
*茶色…無理して焦って時間を使うと、マイペースが保てなくなる
(いつでも穏やかで心の広い良い人と言われる人間でなくてはならない)
*黒色…無理をして立派であろうとすると、他人に対して支配的になる
(いつでも尊敬される、偉くて有能な自分でなくてはならない)
*灰色…無理をして社会の常識にあわせると、地道な自分が保てなくなる
(いつでも集団の意向に沿える自分でなくてはならない)
*白色…無理をして厳しく自分を律すると、人生がどんどん窮屈になっていく
(いつでも潔癖で完璧な自分でいなくてはならない)

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ここでいうエネルギーを超えての無理とは


1・睡眠時間を削る
2・健康的な食事が出来ない
3・適度な運動をする時間が取れない
4・基本的な生活空間を保つための清掃や整理の時間が取れない
の、4つです。
どんなに成果を出していてもやりすぎてエネルギーが枯渇すると、
*精神的にバランスを崩して普通の生活ができなくなったり
*体を壊したり
*疲れすぎて過食や拒食になったり
*イライラして弱いものに当たったり
*ゲームやネット、アイドルや身近な人、
酒や薬やギャンブルなどに依存します。
頑張りなさいと言われて育つと、
どこかで頑張らないと認めてもらえないと
いつまでも思っている。
心の傷って深いんですね。


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本人の頑張りたいことを
頑張りたいと思うだけ応援するのが親の役目
執着はいつでも手放せるようにしておく

オリンピックで金メダルをとった羽生結弦選手の親御さんは、
嫌ならやめなさいというスタンスを崩さなかったと
羽生選手の自伝「蒼い炎」で記されています。
お前が言ったから親は全力で協力したのに
途中で諦めるのか?逃げるのか?と言われるほど
子どもにとって苦しいことはありません。
人生は経験と失敗の連続です。
やってみてダメであることの方が圧倒的に多い。
それなのに前言を撤回できなかったり
本人とって良い加減や適当であることを
許されないほど苦しいことはありません。
「やりたいと言った自分の言葉に責任を持ちなさい。」ではなく
「そこまでの経験値がこれからのあなたの人生を作っていくのに
必要だったというだけなんだから
心配せずにやめたくなったらやめなさい。」と言ってあげて欲しいのです

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私自身も親に頑張りなさいと言われた人生だったので
育てた幼い娘も頑張らせてしまい
大変申し訳ないことをしました。


25年のアトリエの活動を通して
保護者の方々から素晴らしい子育てを勉強させて頂いて
FGMのメソッドを形にしてからはさらに罪悪感でいっぱいです。
その代わり理解してからは、全力で応援するようになりました。
受かった大学を選ぶかも、寮に入るのも出るのも
編入も就職も留学も
やってみてこれじゃないって思ったことは
途中でもやめれば良いし、
とにかく好きなことを好きなだけやってね。
助けられることは出来る限り助ける。
でもお金も手出しも、できないことはごめんなさい。
そういうスタンスにしたら、
他でもない自分が幸せになったのです。
私に支配されまいと距離をとっていた娘も
私が自分の好きなことで夢を叶えるように
全力応援してくれるようになりました。
人は楽しかった思い出より、
苦しかったことの方がよく覚えているものです。
「この親に育ててもらえて良かった!」と思ってもらえるような
記録を残すではなく
記憶に残るような暖かな時間を積み重ねる
ご家庭が増えてくれたら嬉しいなと思います。
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繰り返します。
ご家庭でお子さんを叱らないでください。


お子さんの幸せを思って、頑張りなさいと無理をさせてしまうと、
適当や良い加減を他人にも自分にも許せなくなって、
ずっと苦しい人生を送る大人になります。
「あなたはそのままで素晴らしい。
だから勉強を頑張って立派な人になりなさい。」ではなく、
「あなたが楽しいと思うことで夢中になって、
失敗を繰り返しながら経験値を高めること、
好きなように人生を作って幸せになってくれること、
その幸せを周りの人にも分けてあげられる
そんな人になってくれたら私が幸せです。」と、
メッセージを送り続けて欲しいのです。
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