自己紹介 (造形絵画教室25年間の経験を元に子育てメソッドが誕生するまで)4-9


アイ アプリシエイト!

お宝才能発掘アドバイザーの小鳥遊樹です。

自己紹介の続きを書かせて頂きます。

今日は4-9毒を撒き散らす社会人や親になってしまった私の続きです。

1.はじめに
2.自己紹介のダイジェスト
3.私の夢と目標
4.私の生い立ち
5.私がメソッド を誕生させるまで
6.いま私にできること

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【小学生の続き】

記憶の引き出しに
見ないようにして仕舞っていたものが
次々に思い起こされて落ち込んでしまい
なかなか前に進まなくなるのですが、
続きを書こうと思います。

アトリエでは山で毎年写生大会がありました。
娘は行くまでは元気なのですが
現地に到着してしばらくすると
ものすごく不機嫌になりました。

初めのうち私がずっと一緒にいてあげられないことで
不貞腐れていたんだと思いこんでいて、
それが気に入らなくてすごく怒ったのです。

けれど何年めかにおやつに持っていった
パンパンに膨らんんでいるポテチの袋を見てハッと気がつきました。
しばらくするとダルそうにするのは気圧のせいなのだと。

こんなことが何度もあって
峠を越えての買い物や、
山裾にドライブに行った時、
イベントなどの人混みで頭が痛くなり
機嫌の悪くなる娘にいつもがっかりしては
自分も不機嫌な態度をとることで返していたのです。

知らないということは恐ろしいですね。
母親学級に出てもそんなことは教わりませんし。
とにかく自分の気持ちを優先させてしまって
子どもの気持ちに思いが至らない親でした。
娘のことが大好きで
一生懸命心配しているつもりでいるのにこの有様です。

毎年行われるアトリエの展覧会場でも
しばらくすると辛そうに蹲っている娘に
優しい言葉をかけてあげることが出来ませんでした。
どうして生徒さんがたくさんお手伝いをしてくれている中で
あんな態度しか取れないの?と
口にはしなくても心の中で責めていたと思います。

今は同じようなお子さんをたくさん目にしてきているので
その子たちには声をかけられるのです。
「大丈夫?無理をしないで休んでいてね。」と。

不機嫌であっても、うずくまって動かなくても、
悪気があってやっているのではなくてどうしようもないのだと。
疲れていたり悲しいことがあって
体も心も動かない時はあるし、
それを言葉にするのは難しいよねと思い至るのです。
そして出来るだけホッとする言葉をかけます。
今それができるのは娘の失敗があるからなのです。
私は親になるにはあまりにも無知でした。

回想はまだまだ続きます。

最後までご覧いただき有難うございました。

I appreciate !

小鳥遊樹でした