叱らないで!その短所お子さんの才能です。 フェアリーゴッドマザー15色の才能 黄緑色の才能の速さの活かし方

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黄緑色の才能が強い子の特徴は
なんと言ってもマシンガントークです。

息もつかぬようなものすごい速さ
ハイトーンで軽やかに
「あーでね、こーでね、ああしたらこうなって、こうやってそれしてあれして⚪︎✖️△…」
それがエンドレスに続きます。

ほとんどの場合
会話のキャッチボールにはなりません。
一方的に思いついたことを端から話すから。
聞いている大人にとっては
まるで意味のないことです。

もちろん本人にとっては
意味のある大切な才能育てなのですが、
黄緑色の才能は時と場所を選びません。

相手をしている方は疲れてしまい
少し静かにしていなさい
周りの空気を読みなさいなどと
お説教をすることになります。
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けれど黄緑色の才能の頭の回転の速さは 
そんなちっとやそっとの説教で
止まるはずもないのです。

とにかく大容量の回転速度だから。
よくよく聞いていると
面白いことも言っているのだけれど
フラッシュ的に降りてくる
思いつきを次から次へと話し、
どうやら話しながら
思考を組み立てているらしいのです。

そこにワクワク感を増す合いの手が
挟めることはとても大切なのですが、
ずっと付き合ってあげることも状況が許さず
なかなか難しいことだなぁと
長年感じているところです。
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ある時、保護者の方が
うちの子はとても面白い話を沢山してくれるから
それを作文にしてみたら?と提案したのだけど
紙と鉛筆を前にすると一行も書けないの。
どうしてかしら?と、おっしゃっいました。

そういえば、
多動性の自分にも大量に降りてくる思考を
文章で残す苦労に覚えがあったと思い出し
こんな提案をする様になりました。

「あのですね、
頭の回転速度が異常に速い才能をもつ
お子さんは、
思考の速度と鉛筆で文字にする
手の動作が合わなくてバグるのです。

ですから、
言ってることを録音して
それをお母さんが文字に起こしてあげて下さい。
大切な記録になります。

もしそれが大変であれば、
ドラゴンスピーチを使うとか、
1番便利なのがiPhoneの音声入力機能です。

自由に話すのを録音して聴かせれば
思考にも役に立ちますし、
ユーチューバーの練習にもなりますよ。
匿名で顔は映さずとりあえず非公開で
動画のチャンネルをつくるのも良いかも。

音声入力したものを作文にすれば、
あっという間に何枚もできるので
そこからいらない文章を引けば良いんです。と。
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そんな話をしたら、
お子さんのお話を
文字におこしてくれるお母様もいて、
回転をストップさせられることに
すごくストレスを感じる才能だから、
理解者がいるって幸せなことだなぁと思いました。
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ここまでは以前のブログでも
似たような話に触れていると思いますが、
最近、文字だけではなく
絵でも同じ体験をしたので
シェアさせて頂きたいと思います。

必要があって、年末から絵の修行を始めました。
私は美大を出ています、
何を今更絵の修行と思うかもしれないけれど、
美大を出て絵を描き続けている人って
私の周りでは意外と少なかったのです。

思い描く理想の才能と自身の力量とのギャップに
大抵は別の道を選んでいくような感じでした。

私自身も御多分に漏れず
自分の作品というよりは
教えるという別のアプローチの方が楽しくて
あえて大好きな絵画制作の活動に
本格的に目を向けるのは長年やめていたのです。


好きであるが故に夢中になると
他のことそっちのけで没頭するから
仕事や子育てや
生活が回らなくなるのも嫌だったので。
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そんな私が
どこからか降りてくる
絵を描きなさいという言葉に促されて、
どうして?何の意味が?
今更どうして必要なの?
そんなことしてたら、
他のことができなくなるじゃん!
と思いながら悩んで
あれこれ始めたのが去年の夏の終わりです。

それでも誰かに勧められている気がして
度々時間を見つけては試行錯誤するうちに、
またまた奇跡が起きたのですが、
それは偶然iPadApple Pencilで
お絵描きをする様になったことでした。
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そうしたらね、
なんと自分の思考の速度に合うの。
アナログの絵は作業の工程が多すぎて
途中で挫折することも度々だったのですが、
iPadと電子ペン、
アイビスペイントという
高校生が教えてくれたアプリが
イメージを形にするのに最適で。

短いもので五分。
長いものでも1時間以内に描いた絵があると
文章が出てきやすくなることに驚き、
うわっっ!なるほどこういうことか!と
膝を打つような思いでした。
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アップルペンやタッチペンで描くと
瞬時に様々なブラシツールが切り替わり
色の彩度や明度も自由自在で選びやすい
だから頭の中に降りてくるイメージが
瞬間的に捕らえられるのだと分かったのです。

未来脳を持っている子ども達が
デジ絵を描きたがるわけだと
ものすごく腑に落ちてしまった出来事でした。

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アトリエでも絵師さんに憧れて
デジ絵を描きたい子はたくさんいます。

それでもアナログな絵の経験値も必要と思い
授業の中でのデジ絵は中学生になったらねと
押し留めていたのですが
去年からは小学生もデジ絵OKにしました。

お子さんの才能を思う、親御さんの理解の方が
私の硬い頭で許可するより早かったのです。

ところで
人はそれぞれに会話や思考のリズムがあります。
ゆっくりな子は茶色の才能が強い子
的確なのは青色の才能が強い子
的を射ないけれど発想の面白さは黄色が強い子
奇想天外なのは紫色が強い子です

それぞれの違いにいらいらすることもあるけれど
みんながお互いのスピードを認められる世の中になって、
互いの才能を愛することが出来れば良いですね。

そのためには
まずお子さんの持っている
才能の色の強さを理解して、
叱らないことが1番なのです。

そしてこれを読んでくださっている
あなたご自身の
人からいらいらされる部分が
才能であると理解して頂けたら幸せです。

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