桜川Daヴィんち先生の、
レオナルド ダヴィンチの意思を、
現代の生活に応用しやすいビジネス書として伝えた一冊だ。
講演会で、日本人の好きな偉人の3本の指に、
ダヴィンチは入るのだと語られて、
様々な興味深いエピソードを披露して下さった。
私が、いや日本人の多くが、
レオナルドダヴィンチを好きな理由は何だろう?
人は「万能の天才」という響きに例えようも無い憧れを抱く。
私も、美大生の頃に1枚の油彩画を見て、
圧倒的な技術力と才能に、虜になった。
結果や残したものだけを見れば、
どれほどの才能があった人かと思うが、
この本を読んでみると、御多分に洩れず、「みんな悩んで大きくなった!」の人であることが分かる。
私はこの本が好きだ。
大好きな、レオナルド ダヴィンチの言葉があちこちに散りばめられていて、
それはひとつひとつ腑に落ち、
かつ今を生きるヒントとして超訳されていることで、2度も3度も美味しい構造になっている。
桜川先生の文章は、優しく心に響き、
読んでいると落ち着く。
また見開きのページだけで読み切りだから、
非常に読みやすい。
私の大好きなタロット読みにもぴったり(^^)
ちなみに、今日の私に必要なのは、
「言説を信じるな。現地を当たれ」
聖書に書かれている常識を、地質学調査で論破したレオナルドダヴィンチの面白いエピソードが語られ、
情報を鵜呑みにせず、常識を疑い自分で確かめれば、面白いことが見えてくるかもと結んでいる。
レオナルドダヴィンチが歩いた足跡、足音。
流した汗、息づかい。
つまりは唯一、行動し継続することによって、
なり得た「万能の天才」への道筋を感じながら、
自分の中に落とし込める、素晴らしい本です。
「ネガティブ ダヴィンチ」と
「ポジティブ ダヴィンチ」を読むだけでも、
かなりな勇気になるはず。
人の人生は、感じ方や見え方によって真逆なものになる。
他人の評価は関係ない。
自分の生きた証のために精進せよと。
桜川先生、素敵な本をありがとうございます!
更なる勇気を頂いて、精進致します🙏